地毛ちょんまげ録 特筆事項

地毛ちょんまげ録 特筆事項

・地毛ちょんまげ録は、まげメガネによるセルフ結髪(自ら結った髪型)のみを記録しています。
 歴史上に確認される髷(まげ)だけでなく、現代創作も含みますが、なるべく鬢付け油・元結・木櫛など伝統の道具を中心に使って結っております。

・掲載している写真は、個別の注釈がない限りすべて自撮り(セルフポートレート)です。

・結髪師(けっぱつし)様による本格的な結髪、地毛ちょんまげ仲間たちの記録は、後日別ページにて公開予定です。
(ゆくゆくは読者投稿ページなども企画しております)

・戦国〜江戸時代当時の結い方や道具、髷の形状の再現は、技術的・環境的に完全再現が困難であることをご了承ください。

 ①現代において「月代(さかやき)を伴う男髷を、地毛で実践している例が極めて稀」であるため技術の継承・学習が難しいこと
 ②当時の文献にも詳細なプロセスが記されていない、もしくは文献が未発見であること
 ③長い歴史の中で、髷の種類の定義があやふやになっていること
  (かつらを参考にする場合でも、「歌舞伎の舞台かつら」と「TV・映画時代劇のかつら」とで名称や結い方が違う)
 ④現代での生活、他の種類の髷への切り替えを考えると、月代の範囲や髪の長さを容易には調整できないこと
 ⑤セルフ結髪の都合上、一部工程でヘアゴム等の現代の道具を補助的に使用せざるを得ないこと
  ※当時は髪結床や従者による結髪が主流だが、自分ひとりで全てを行わざるを得ないため
  
などが理由です。

・それでも可能な限り、資料に照らし合わせ「この写真の髷は〇〇である」と言い切れるまで、学習と結髪の練習を積んでおります。
「自分の解釈でもコレはちょっと微妙かも」というものは今後への期待を込めて「疑似・〇〇」としています。

・月代の広さソートは、結髪当時の私の月代を基準にしています。同じ面積の月代であっても、月代を覆う(隠す)ように結った場合は見かけ上の月代が狭くなる為、そこも含めてソートされるように内部データを設定しています。
 (髷によっては月代の広さが定義に含まれず、当時であっても体質や好みによって月代の広さが変化する事を付け加えておきます)

・日本史上で古い順ソートは、文献に従い「初出と思われるタイミング」を基準としています。
(例えば私の銀杏髷は江戸後期のスタイルを参考にする事が多いのですが、名称としては江戸初期から存在するため、それを基準にソートしています)

・これらに関する私なりの考証や解釈は、各ちょんまげの個別ページにて詳しく解説していく予定ですが、もし異議申し立てやご見解、ご質問などがございましたら、ご遠慮なくコメント欄やお問い合わせフォームよりお寄せいただけますと幸いです。

・ちょんまげの名称、形状、流行した時代などの考証にあたっては、主に以下の信頼できる文献およびサイトを参考にさせていただいております。

書籍
『江戸結髪史』金沢康隆 著 青蛙社 1998年(新装改訂版)
『日本髪の描き方』撫子凛 著 ポーラ文化研究所 監修 株式会社エクスナレッジ 2024年
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